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(朱・黒)に染まる
英語で【ジャパン】と呼ばれる漆器は、日本が世界に誇る器。なかでも輪島塗はその堅牢さと美しさで知られている。朱や黒の漆面に、きらびやかな装飾を施す「蒔絵」や「沈金」といった匠の加飾は一見の価値があります。
写真・塗師の家、輪島屋総本店:輪島工房長屋(体験も出来ます)
観光コース (能登半島:内浦周り) 6時間 30,360円
輪島:(輪島塗師工房朝市キリコ会館)ー千枚田曽々木海岸時国家窓岩塩田村見附島ーツインブリッチー能登島大橋ー和倉温泉

その他の主な観光地:南惣美術禄鋼崎灯台珠洲焼資料館・間脇縄文遺跡・九十九湾など
うるし  日本産 最良の漆
漆はウルシ科の植物でアジアで中心に70属600種あります。中でも日本のウルシの木が最も高質の漆を産します。
中国産の8倍の価格差がありますが、純正の日本産の漆は魂の塗料と呼ばれるのにふさわしい神秘的な魅力があります。瑞々しく、いつまでもふっくら感があり、そして時間と共に美しさが増します。

木と人間の共生
全国の漆産地の古老いわく「漆の木は人を恋しがる」
漆の木は山中深いところに植えても枯れてしまいます。
漆の木は1万年の植栽の歴史の中で人によって、最も肥沃な土地に保護、育成され、種を保存してきました。漆の木は人に頼ると同時に漆液を提供してきました。
他に例の無い人間と植物の共生が「恋しがる」と云う言葉に残りました。

うるしは漆の木の命
殺し掻き(ころしかき)
漆液は漆の木にキずをつけて採取します。人が怪我をする血小板の働きで傷口を防ぐように。漆の木もキズをつけられると自ら治療するため、急ぎ光合成により漆液を生産し、傷口に滲ませます。漆はそれを一滴ずつ掻き取ったものです。
この傷口の養生に4〜5日かかります。すなわち漆の採取は5〜6日に1回のペースで行われます。期間は6月初から10月までの約150日間です。この間に取れる漆の量は20年生の木で200g前後です。漆の一滴は血の一滴と云われるほど貴重なものです。この間、名人と云われる人は良質の漆液が出るように漆の木を調教しながら採取します。漆液は木ばかりでなく人によって質は異なります。又、秋の終わりには、満身創痍の漆の木は切り倒されます。長い人間との付き合いで漆の木は切り倒されることを知っています。来年から実をつけられないため生涯最大の実を枝が折れるばかりにつけます。人はそれを見て漆の木の命である漆を活かすことを心に誓います。
切り倒されることを知りつつ漆液を滲ませてくる漆のきは、木の命である漆を人に託してきます。木製漆器の仕事は託された命をどう活かすかです。さまよえる魂を安住の器に宿らせる。漆芸はその根本であり国技です。史上最良の漆を使用することは、輪島屋善仁の日本漆芸史上最良の物づくりの根本理念です。
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