この並木は、旧国鉄七尾線が開通した昭和七年、地元民が開通を祝い植樹したもので、現在では緩くカーブしたホームに沿って桜の大樹が両側から枝を伸ばし、薄桃色の花が咲くと、列車が桜のトンネルを抜けていくように見えます。 のと鉄道のパノラマカーも花見シーズンともなると満員の盛況で、車窓から見る桜並木は、眼下に波静かな穴水湾を望み、白雪をいただいく立山連峰の雄姿を背景に一幅の名画の趣です。 昭和六十三年四月、風見鶏が潮風にゆれるこの大正ロマン風のかわいい駅舎が完成したのを機に「能登さくら駅」との愛称が付けられました。
震災復興1周年イベント
日時:平成20年四月19日(土)20日(日)2日間 AM10:00〜
場所:のと鉄道 能登鹿島駅