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・金沢市が生んだ文豪・
明治22年(1889)〜昭和37年(1962)室生犀星
72歳没
金沢市裏千日町で生まれ、父は旧加賀藩士小畠弥左衛門吉種、小畠家に奉公したとされる女中を母(ハル)として。生後1週間ほどで犀川大橋詰の真言宗寺院・雨宝院に預けられ、7歳で住職室生真乗と内縁関係にあった赤井ハツの養子となり室生姓を名のる。生母の愛情にふれることのない孤独な生い立ちは、愛と真実を求める犀星の作品に生涯、影響を与え続けた。
代表作
「姓に目覚める頃」「あにいもうと」「杏っ子」「かげろふの日記遺文」など。

悠然と流れる男川 【犀川】(さいがわ)
浅野川の女川に対してお城の西を流れる犀川を男川と呼ばれています。
この犀川ともっとも縁が深い文豪の一人・そんな彼が犀川から不屈の精神を汲み上げ、星の字に象徴されるように偉くなりたいという願望があったのでしょう。そして、犀星文学の原点ともいえる抒情小曲集にも「犀川」への思いが収められていた。

「抒情小曲集」
チョ!有名な「ふるさとは遠きにありて思ふもの」や「うつくしき川はながれたり」の詩が記載された詩集です。雨宝院や犀川、兼六園、金石海浜での体験など、若き日の哀感や故郷への思いを叙情的に綴っています。

詩集 【抒情小曲集】 「犀川」

うつくしき川はながれたり

そのほとりに我は住みぬ

春は春、なつはなつの

花つける堤に座りて

こまやけき本のなさけと愛とを知りぬ

いまもその川ながれ美しき微風ととも

蒼き波たたへたり

犀川上流左岸「桜橋詰」からの眺め
左岸の犀川大橋詰のに真言宗・雨宝院があり、
右岸の樹木の場所に犀星の碑があります。
犀星碑にも刻まれた
「杏よ花着け地ぞ早やに輝け」

朝子さん
(室生犀星・娘)

犀星が愛用した品々

雨宝院(千日町)の近くに在ります
写真・室生犀星記念館

★雨宝院(千日町)とは、犀星が幼少頃
過ごしたお寺雨宝院の入り口には、
「迷い子よ、行くところが無いのならここへおいで」
の意味・石碑があります。
室生犀星記念館
室生犀星の生家跡に建つ。直筆原稿や書簡、初版本など犀星の人とその作品を余すことなく紹介。
開館時間9:30〜17:00(入館は16:30)
入館料 300円
休  年末年始12/29〜1/3
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